金足農・吉田、5回で5奪三振 最速は146キロ 4安打無失点で五回終えて2点リード

 「第100回全国高校野球選手権・準決勝、金足農-日大三」(20日、甲子園球場)

 「3番・投手」で先発した金足農(秋田)の吉田輝星投手(3年)は、五回を投げ終え、4安打無失点。史上初の5試合連続2桁奪三振(4試合51奪三振)も懸かるが、ここまで、5三振を奪っている。最速は146キロ。

 打線は初回、ヒットの走者を犠打で送って2死二塁から、4番・打川和輝内野手(3年)が左前にポトリと落ちるタイムリー。幸先良く1点を先制した。五回には2死二塁から大友朝陽(3年)が中前適時打を放ち、1点を加えた。

 金足農は秋田勢としては、第1回大会以来、103年ぶりの決勝進出を、東北勢としては史上初の全国制覇を目指している。

 日大三(西東京)は背番号18の2年生右腕、広沢優が3回2/3を6安打1失点。四回2死から、左腕の河村唯人(3年)がマウンドに上がった。チームは優勝した2011年以来、7年ぶりの決勝進出を狙う。

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