中西太氏、大阪桐蔭に感心「監督さんは素晴らしい選手を育てている」

 「第100回全国高校野球選手権・準々決勝、大阪桐蔭-浦和学院」(18日、甲子園球場)

 高松一OBで元西鉄の中西太氏(85)が、「レジェンド始球式」に登場した。

 異例の開門前の5時40分に満員通知が出され、熱気が高まる甲子園。大きな拍手を受けてマウンドへ上がり、見事にノーバウンドで本塁まで届かせた。

 「お役目を果たせてホッとしました。練習ではまっすぐに投げられなかったけど、本番に強いでしょ。高校野球は私の野球人生のスタート。今の選手たちには失敗を恐れず、思い切ってやっていただきたい」。

 ベンチ裏に戻る際には、一塁側の大阪桐蔭・西谷監督から一礼された。「高校野球は今でも楽しみに見ています。大阪桐蔭の練習を見に行きたい。監督さんは素晴らしい選手を育てていますね」と感心した。

 中西氏は高松一時代は春夏通算3度、甲子園に出場。夏は2回とも4強入りを果たした。主将として出場した51年夏には2本塁打を放つなど大活躍し、「怪童」と呼ばれた。

 その後、52年に西鉄に入団。本塁打王に5回も輝くなど、豪快な打撃で西鉄の黄金時代を支えた。

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