報徳学園が8強一番乗り 愛工大名電に快勝 プロ注目小園は1安打3三振

8強一番乗りを決めた報徳学園=甲子園(撮影・中田匡峻)
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 「第100回全国高校野球選手権・3回戦、報徳学園7-2愛工大名電」(16日、甲子園球場)

 報徳学園(東兵庫)が、愛工大名電(西愛知)に快勝。甲子園春夏通算60勝を挙げ、ベスト4に進んだ2010年以来となる8強入りを果たした。

 1点を追う三回2死走者なしから、4点を奪い、逆転に成功した。小園海斗内野手(3年)が振り逃げで出塁すると、すかさず二盗を決め、ヒットで三進し、暴投で同点のホームを踏んだ。このあと2四球で満塁として、阪神・糸井のはとこ、糸井辰徳外野手(3年)の押し出し死球で勝ち越し。さらに堀尾浩誠捕手(3年)の右前タイムリーで2点を加えた。五回には糸井のタイムリーなどで3点を加点した。

 今大会初戦で3本の二塁打を放ち、勝利に大きく貢献したプロ注目の小園は、5打数1安打1得点。相手投手の低めの変化球に苦しみ、3三振だった。

 投げては初戦で15安打10得点した愛工大名電打線に対して、先発した背番号11の左腕・林直人(2年)が7回を6安打2失点。2番手でマウンドに上がった背番号10の右腕・木村勇仁(3年)が2回を1安打無失点に抑えた。

 8強一番乗りした報徳学園の次戦、準々決勝は、16日・第2、3、4試合の勝者による、抽選で決定。報徳学園は神頭主将がくじを引き、大会第14日目の第2試合・一塁側に決定した。

 第2試合で勝った浦和学院が第14日目の第1試合に組まれたため、報徳学園は、16日の第3試合・済美-高知商、第4試合・大阪桐蔭-高岡商のどちらかの勝者と対戦する。

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