ロッテ・酒居、2被弾で4敗目「一球に対する意識が足りない」
「日本ハム4-1ロッテ」(15日、札幌ドーム)
先発したロッテ・酒居が7回を被安打6で10奪三振の好投。だが、“2発”が効いて(2勝)4敗目を喫した。
「全部失投です」
三回2死二塁から浅間に初球の131キロフォークを右翼席中段に運ばれた。先制の1号2ラン。
さらに七回には2死から渡辺に2-0からの144キロストレートを左翼席へ持っていかれた。3号ソロ弾。
「1球に対する意識の強さが足りない」と振り返り、こう続けた。「状態は悪くありません。七回まで投げさせてもらえたので次につながると思います」
145キロを中心とした真っすぐと130キロ前半のフォーク、変化球を織り交ぜて10個の三振を奪ったが、結局はこの2発だった。
井口監督は「(酒居は)勢いのあるボールを投げていた。ホームラン2本ですからね」と話し、「打線がつながらなかった」と敵失に乗じて1点を奪っただけの打線を嘆いていた。