甲子園に平和の祈り…黙祷捧げる 興南・我喜屋監督「縁を感じる」

 「第100回全国高校野球選手権・2回戦、興南-木更津総合」(15日、甲子園球場)

 終戦の日に戦没者の慰霊と永遠の平和を祈念して四回に試合を一時中断し、両ナインらが約30秒間黙とうした。

 正午にサイレンの合図が鳴ると、球場全体から祈りがささげられた。戦地となった沖縄の代表として出場する興南・我喜屋優監督は試合前、「縁を感じる。高校野球を通して文化を作る存在であってほしい」と球児に平和を伝える担い手となることを期待。対戦相手の木更津総合・野尻幸輝投手(3年)も「歴史を感じながら、野球をできることを感謝してプレーしたい」と試合に臨んだ。

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