横浜 10年ぶりの夏2勝 前年覇者・花咲徳栄の猛追を振り切る

花咲徳栄を下し、笑顔であいさつに向かう横浜ナイン=甲子園(撮影・中田匡峻)
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 「第100回全国高校野球選手権・2回戦、横浜8-6花咲徳栄」(14日、甲子園球場)

 横浜(南神奈川)が昨夏覇者の花咲徳栄(北埼玉)を破り、10年ぶりに夏2勝。5年ぶりとなる3回戦進出を果たした。

 1点を追う三回に河原木(3年)の適時打で同点。四回は角田(3年)、遠藤(3年)の適時打など、一気に5安打を集中して6点を奪い、主導権を握った。

 先発を託された及川(2年)は6回1/3を投げ、7安打4失点。七回途中から板川、八回途中からは黒須とつなぎ、粘る花咲徳栄を振り切った。13年は2回戦からの登場で初戦を突破したが、3回戦で敗退。夏2勝は4強入りした08年以来となった。

 昨夏の覇者・花咲徳栄(北埼玉)は初回に韮沢(3年)の適時打で先制。だが、昨夏も4番で全国制覇を経験したエース野村(3年)が、四回途中7失点で降板した。7点を追う六回、その野村が左翼席へ意地の2ラン。七回は橋本(3年)も左翼席へソロを放った。九回も2点を返し、なお2死満塁と粘ったが、反撃は及ばなかった。

 横浜・平田監督「やはり楽な展開はあり得ないと思ったが、終盤の粘り、去年の優勝も含め、花咲徳栄にあらためて敬意を示したい。(最後は)腹をくくるしかないと。黒須がよく投げてくれた」

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