オリックス・西、42日ぶり勝った 遠縁の創志学園・西の快投に続いた
「オリックス2-1ロッテ」(10日、京セラドーム大阪)
オリックス・西が毎回のように得点圏に走者を背負いながらも、粘りの投球で7回1失点。6月29日・日本ハム戦以来、42日ぶりの6勝目は通算70勝となった。
ここ最近は4戦4敗と勝てない日々。
「焦りはありました。長いイニングを投げたい気持ちもありましたけど、中継ぎのように一人一人と考えて、打たれても0ならOKぐらいに心に余裕を持って対戦しました」
打線の援護もわずか2点。それでも信じて投げきった。
発奮材料もあった。前日には甲子園で遠縁に当たるという岡山・創志学園の2年生エース・西純矢投手が16奪三振の快投を見せた。9人兄弟だったという祖父の親戚とみられるが詳しいことは分からない。「改めて調べてみたい。その前に甲子園に見に行ってみたいです」とルーツにも興味が湧いている。まずは西家の一員としてお手本は示せた格好だ。
これで11カードぶりとなるカード初戦の勝利。お立ち台では「残りの試合も全部勝つつもりで頑張っていきます」と力強く宣言した。