鳴門 魔の八回再び… 2年生エース・西野打ち込まれた

 「第100回全国高校野球選手権・1回戦、花咲徳栄8-5鳴門」(8日、甲子園球場)

 “魔の八回”を克服できなかった。昨年の覇者・花咲徳栄を追い詰めながら、終盤に猛攻を浴びて逆転負け。鳴門の2年生エース・西野知輝投手は「勝ち切れなくて、すごく悔しい」と唇をかんだ。

 堂々と渡り合った。徳島大会ではほとんど使わなかった90キロ台のカーブを多投。緩急を駆使して相手の強力打線をほんろうしたが、「終盤は高めに浮いてしまった」。八回に4長短打で3点を失い逆転を許すと、九回はもう、相手の勢いを止める余力はなかった。

 西野は昨秋の四国大会準々決勝・高松商戦で、4点リードの八回に8点を失い逆転負け。今春の四国大会準決勝・聖カタリナ戦でも八回の大量失点で逆転負けを喫した。「それは意識しなかったけど…。終盤を抑えられる力をつけたい」。金星を逃した悔しさを糧に来年の聖地を目指す。

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