大垣日大・阪口監督、甲子園効果 不自由な左手動くように「ウソのような本当の話」

 「第100回全国高校野球選手権・1回戦、大垣日大9-3東海大熊本星翔」(8日、甲子園球場)

 2年連続5度目の出場の大垣日大が、満塁弾を含む3本塁打を放って圧勝した。8点差を逆転した14年夏の甲子園1回戦・藤代戦以来となる勝利を、またしても劇的な逆転勝ちで飾った。

 大垣日大の阪口慶三監督(74)は「最高ですね、言葉にならん。私は52年の指導歴でこれだけ練習した年はない」と、勝利した選手たちの健闘を称えた。

 阪口監督は試合前にシートノックをしたが、それが11年ぶりだったという。「左手がずっと動かなくて。ただ100回大会で気持ちが向いてくると、ウソのような本当の話で動くようになったんです」と、不自由だった左手が“甲子園マジック”で動くようになったと告白し、選手、関係者に感謝していた。

 阪口監督は甲子園春夏通算38勝目。37勝で並んでいた蔦文也監督(池田)を超えて、歴代単独8位となった。

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