ヤクルト延長制して6連勝!小川監督「何と言ってもピッチャー」

 「巨人1-2ヤクルト」(26日、京セラドーム大阪)

 ヤクルトが延長戦を制して6連勝を飾った。

 直近5試合で32得点を挙げていた打線が、巨人先発のメルセデスの前に8回無失点と沈黙。苦しい状況の中で、投手陣が踏ん張った。

 先発の原は、初回に亀井の適時打で先制こそ許したものの、粘りの投球。7回4安打1失点の好投を見せた。

 八回は風張、土壇場で追いついた九回は近藤が、それぞれ1回無失点。十回は大下が招いたピンチを、中沢、星が切り抜けた。そして、山田哲の適時打で勝ち越した十一回は守護神・石山が締めた。

 7投手による必死のリレーに、最後は打線が応えての白星。小川淳司監督は「本当に打つ方も投げる方も、よく粘って頑張ってくれた」と選手をねぎらった。その上で「何と言ってもピッチャー。本当にあの1点でよくしのいだ。接戦を勝つと、今後に向けて大きい」と投手陣の働きを絶賛していた。

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