南埼玉大会は浦和学院が5年ぶりV 17得点で県川口に圧勝
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「高校野球南埼玉大会・決勝、浦和学院17-5県川口」(23日、埼玉県営大宮公園野球場)
浦和学院が大勝で夏5年ぶりの出場を決めた。2-2の二回、プロ注目・蛭間拓哉外野手(3年)が「決勝の舞台で打ててよかった」と3ランを放つなど打者一巡の猛攻で5点を勝ち越し。八回に5点、九回に4点と攻撃の手を緩めず強打で圧倒した。
準決勝に続き2試合連続の先発となった渡辺勇太朗投手(3年)は初回にいきなり2点を失ったが、直球とスライダーを軸に八回途中まで試合を作った。「小さいころから夢見た場所。素直にうれしい」と聖地切符獲得に喜んだ。
終盤に追いすがる県川口を継投で振り切り、最後は背番号1の河北将太投手(3年)が試合を締めた。17得点は決勝での最多得点。猛打を武器に大舞台へと乗り込む。