巨人 エース菅野で痛恨の逆転負け 自力V消滅危機

 「広島7-5巨人」(21日、マツダスタジアム)

 巨人が逆転負け。首位・広島とのゲーム差が「7」に広がった。22日の直接対決で負けか、引き分けの場合、自力Vが消滅する危機に直面した。

 V奪回へ負けられない戦い。だが、無情にもエースが打ち込まれた。巨人・菅野智之投手が5回11安打、今季ワーストの6失点の乱調。粘りきれずに6敗目を喫した。

 菅野は1点リードの五回、西川に適時二塁打を浴び、同点とされた。さらに会沢には詰まりながらも左前に運ばれ、2点適時打で逆転を許した。最後までカープ打線の勢いを止められず、五回に一気に打ち崩された。

 打線は必死に抵抗し、四回には田中俊の適時打、菅野のセーフティースクイズも絡めて3点を入れ、逆転に成功。だが、その後は広島の小刻みな継投にかわされ、マツダスタジアムの連敗は「11」となった。

 広島は大瀬良が六回途中4失点で11勝目。打線が効果的に12安打で7点を奪い、巨人打線に2日連続で打ち勝った。

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