巨人・陽岱鋼「勇人の穴を全員でカバー」広島との直接対決に弾み

ファンの声援に応える巨人・陽岱鋼=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神3-5巨人」(18日、甲子園球場)

 巨人・陽岱鋼が5打点の大暴れで7連勝に貢献した。

 一回、自身5試合ぶりの安打が先制の3点二塁打。八回には左前へダメ押しの2点適時打を放ち、チームの全得点をたたき出した。「この3連戦初めてのヒットがタイムリー。本当に良かった。必死でした。何とかバットに当てることしか考えていなかった」と安どの笑みを浮かべた。

 前日17日、主軸の坂本勇が左脇腹痛で離脱。チームにとって痛恨の事態だが、陽岱鋼は「キャプテンがチームを離れてしまったが、勇人の穴を全員でカバーしてひとつひとつ勝っていきたい」とうなずいた。

 敵地での同一カード3連勝で、トータル今季2度目の7連勝。20日から、5ゲーム差に迫った首位・広島と敵地で直接対決を戦う。陽岱鋼はチーム全員の思いを代弁。「明日ゆっくり休んで、いい状態で試合できるようにしたい」と意気込んだ。

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