中日ガルシア、偉業ならずも10勝目 七回まで無安打無得点も…八回、会沢にヒット許す

 8回、初安打を許し、マウンドを降りるガルシアは口惜しそうな表情を浮かべる
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 「中日5-0広島」(18日、ナゴヤドーム)

 中日先発のオネルキ・ガルシア投手が今季10勝目を挙げた。広島打線を相手に七回まで無安打無得点投球を披露も、八回先頭の会沢に二塁頭上を越える右前打を許し、偉業達成ならなかった。

 後半戦初登板となった左腕は初回に2四球と投失で2死満塁としたがこのピンチを無失点で切り抜けると、以降は8三振を奪うなど七回まで三者凡退を続けた。

 七回裏には自らの適時打などで4点を先制し、偉業まで残り2回アウト6となったが、ガルシアは会沢の詰まった打球が右前にポトリと落ちると、両手を挙げながら悔しそうな表情を浮かべて残念がった。

 それでも8回を1安打無失点の好投で今季10勝目(4敗)。ガルシアは「野球人生の中で10勝は初めて。みなさんのおかげ」と感謝。ノーヒットノーランについては「七回から意識しましたが、八回にヒットを打たれてしまって…。でも、気を抜かずに投げました。勝って良かった」と振り返っていた。

 なお、ノーヒットノーランは過去78人で89回達成され、最近では2014年5月2日、岸孝之(西武)がロッテ戦で達成。セ・リーグ投手では2013年6月28日、山井大介(中日)がDeNA戦で達成している。

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