兵庫の公立にまた快速右腕 進学校・長田の橋本達が最速146キロ 4回戦へ進出

 神戸学院大付戦に先発した長田・橋本達
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 「高校野球東兵庫大会・3回戦、長田8-1神戸学院大付」(18日、ウインク球場)

 兵庫県内有数の進学校・長田が8回コールド勝ちで、2年ぶりに4回戦へ進出した。プロ注目の最速147キロ右腕・橋本達弥投手(3年)が、今大会初登板初先発。5回1失点で10三振を奪う快投を見せた。

 序盤からこの日最速146キロの直球と、スライダーで三振の山を築いた。五回まで全て空振りで毎回2三振を奪取。五回に内野安打とポテンヒットをきっかけに犠飛で1点を失ったが、危なげない内容だった。

 今年4月中旬に腰を疲労骨折。すでに完治はしているが、「僕1人で甲子園に行くのは無理。投手全員で勝ち上がれればと思っています」と話していた通り、今後を見据えて5回で降板した。

 兵庫県内の公立校からは、2年連続でプロ入りした投手が誕生している。16年は須磨翔風・才木浩人投手が阪神のドラフト3位で入団。17年は市西宮・山本拓実投手が中日のドラフト6位で入団している。

 橋本達は身長180センチ、体重76キロで、しなやかなフォームに将来性を感じさせる。今後も好投を続けて勝ち上がれば、才木、山本に続く逸材として注目されることになりそうだ。

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