「阪神-巨人」(17日、甲子園球場)
巨人先発のテイラー・ヤングマン投手(28)が、7回4安打2失点、10三振を奪い、3勝目の権利を持ってマウンドを2番手・上原に譲った。
初めて甲子園のマウンドに立った助っ人右腕は、立ち上がりからボールを低めに集め、丁寧に投げ進めた。持ち味の打たせて取る投球で阪神・岩田と投げ合った。
四回には亀井の適時打で先制点をもらうと、さらに2死満塁からプロ初安打初打点となる左前2点適時打を放ち、投打で存在感を見せつけた。
五回に梅野の適時二塁打で2点を失ったが、1四球と安定した制球力で阪神打線に逆転を許さなかった。