中日・松坂 球宴先発も西武・秋山に先頭打者本塁打を含む２被弾５失点
「マイナビオールスターゲーム・第１戦、全パ－全セ」（１３日、京セラドーム大阪）
中日・松坂大輔投手が、全セの先発として登板。１２年ぶり７度目となる夢舞台のマウンドを踏んだ。
満員のスタンドから大歓声を浴びた右腕。初回、先頭の西武・秋山に対して直球主体の投球。だが、空振りを奪えず、フルカウントからファウルで２球粘られた末の９球目だった。１３４キロの低めカットボールを仕留められ、右翼席へいきなり先頭打者アーチを被弾した。客席からどよめきが起こる中、背番号９９は思わず苦笑いを浮かべた。
この後、安打と死球で１死一、二塁。オリックス・吉田尚には中前適時打を打たれた。さらに、西武・森に右翼席へ弾丸ライナーで飛び込む３ランを被弾。２発５失点で初回を投げ終えた。
６月１７日の西武戦で背中の捻挫を発症。先発を緊急回避した。約１カ月も登板がなかったが、この日に合わせて調整。ファン投票１位で選出されたスーパースターが期待に応え、“ぶっつけ”でマウンドに上がった。
