日本高野連は27日、兵庫県西宮市の甲子園球場で、今夏の第100回全国選手権大会の優勝校に授与する新しい「深紅の大優勝旗」を披露した。優勝旗は3代目で、100回大会に合わせて、新調した。
京都市の「平岡旗製造」が制作。3代目の優勝旗は2代目と同様、西陣織の技法「つづれ織り」を採用。深紅に染めた正絹の糸と金糸が使われ「優勝」の文字や、ハトと月桂(げっけい)樹の絵柄が手作業で織り上げられている。縦120センチ、横150センチ、重さ4・5キロで、制作費は約1200万円。下部には、「勝者に栄光あれ」を意味するラテン語で「VICTORIBUS PALMAE」の文字が入っている。