オリックス、今度は正真正銘の一発で敗戦 比嘉が延長十二回に痛恨被弾
「オリックス4-5ソフトバンク」(24日、京セラドーム大阪)
今度は、文句なしの一発で勝負をつけられた。延長十二回、オリックス・比嘉がガックリとうなだれ、膝に手をつく。柳田に決勝アーチを右翼席へ運ばれた。
「チャンスはつくったが、あと1本が出なかったですね」と福良監督。再三サヨナラの好機を得ながら、得点できなかった。4点リードを追いつかれ、揚げ句の敗戦にも淡々と振り返る。
2日前は誤審に泣いていた。22日の延長十回、中村晃の当たりは右翼ポール際へ。ファウルの判定が、リクエストによるリプレー検証で本塁打に覆り、決勝2ランとなった。
因縁の中村晃を6打数無安打と完全に封じ込んだのに、柳田には正真正銘の本塁打を浴びた。同点の七回には、指揮官が橘高球審にクレームをつけるシーンも。2死三塁で一ゴロに倒れた小島が、足に当たったファウルと主張したからだ。
「リクエスト?できない。だから塁審に確認してくれと言った」と福良監督。だが、判定は覆らず、泣きっ面に蜂の連敗となった。