ヤクルトが意地の猛追 6点ビハインドから一時は1点差も…

 「巨人8-5ヤクルト」(22日、東京ドーム)

 交流戦王者の意地は見せた。6点ビハインドから一時は1点差に詰め寄る猛追。ヤクルト・小川監督は「1点差まで追い上げてチャンスがあるかなと思ったが…」と悔しさをにじませた。

 移籍後初先発の山田大が三回途中にKOされる展開で、一方的にはさせなかった。四回に西浦の2ランで反撃ののろしを上げると、4点を追う八回には代打・畠山が左越え3ラン。その裏に近藤が坂本勇に2ランを被弾して力尽きたものの、大逆転の希望を抱かせた。

 交流戦快進撃の要因だった、粘って後半勝負のスタイルは健在だった。初回は足も絡めて菅野に食らいつき21分間の攻撃。1死満塁の好機を逃すも、32球を投げさせた。毎回のように好機を作って6回125球で降板に追い込み、指揮官は「攻撃的には菅野にダメージを与えられたと思う。それが畠山のホームランに関係していたのかな」と振り返った。

 6戦連続安打の畠山は「自分のやれることをやるだけ」と言った。一人一人が役割を果たす戦いを続け、リーグ戦でも主役の座を狙う。

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