両軍15投手の総力戦 日本ハム西川がベンチ入り最後の投手小野から決勝打

 「楽天7-8日本ハム」(22日、楽天生命パーク宮城)

 日本ハム・西川遙輝外野手が延長十二回、決勝打。両軍15投手を起用する総力戦にケリを付けた。

 西川は4-7と3点を追う八回、1死二、三塁から西川が5号3ランを放ち、試合を振り出しに戻すと、十二回にもタイムリー。3安打4打点の西川は「何としても1点を取るという気持ちでいきました。投手がいい形でつないでくれていたので、打ててよかった。最後までやるからには勝ちたかったのでファンのみなさんと勝利を分かちあえてよかった。これからどんどん勝ちを増やしていきたい」と振り返った。

 楽天は初回からアクシデントに見舞われた。先発の辛島が近藤の打球を左の指に当て、わずか2/3回で緊急降板。2番手・森の準備不足は否めず、いきなりストレートの四球を与えて2死一、二塁とすると、レアード、アルシアに適時打を浴び、2点の先制を許した。

 楽天はその裏、茂木の左越え5号2ランで同点。2点を追う六回には銀次の右越え2ランで再び同点とし、七回には銀次の適時打で勝ち越した。

 しかし、八回からマウンドに上がった福山が西川に痛恨の一発を浴び、試合は7-7の振り出しに戻った。

 楽天は延長十一回、失策と2四球で1死満塁のサヨナラ機をつくったが後続が凡退。

 一方の日本ハムは十二回、楽天のベンチ入り最後の投手、小野から、先頭の石井一が二塁打で出塁。犠打バントで1死三塁とすると、西川が中前へ勝ち越し打を放った。

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