DeNA飯塚が今季初勝利「やってやろうという気持ちだった」
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「交流戦、DeNA4-2西武」(18日、横浜スタジアム)
DeNA・飯塚悟史投手が、7試合目の先発で今季初勝利を挙げた。「高さを間違えないように、低く低くという意識で投げた」と強力な西武打線相手に慎重な投球。毎回の5四球を与えて危機を招いたが、味方の好守などで4併殺を奪って切り抜けた。
「イニングの先頭打者を多く出してしまい、苦しい投球になった。調子が良かっただけに、もっと大胆に攻める必要があった」と反省も、5回1失点の粘りの投球だった。
今季の飯塚は2度、勝利投手の権利を得ながら、リリーフがリードを守れず勝ち星を逃す不運もあった。
だが、15日に登板予定の2軍戦が雨で流れ、さらにウィーランドが腰痛で登録抹消になったため急きょ巡ってきたチャンス。「自分にツキが回ってきている。やってやろうという気持ちだった」と、運を味方にしての今季初勝利に笑みがこぼれていた。