ソフトバンク工藤監督「代わりはいない。大変痛い」今宮の右肘痛登録抹消に頭抱える
「交流戦、ソフトバンク-巨人」(13日、ヤフオクドーム)
故障者が続出しているソフトバンクにまた痛手だ。今宮健太内野手がこの日、出場選手登録を抹消された。
右肘関節炎を抱えたままプレーを続けていたが、藤本打撃コーチによれば守備だけでなく打撃にも悪影響が出始めたとのこと。
工藤監督は今宮本人と面談したうえで「今の状態では100%の力は出せない。悪い部分があるとどうしても気にしてしまうから」と登録を外すことを伝えた。
14日からリハビリ組に合流する予定。工藤監督は「10日間での復帰は難しいかもしれないが、手術をするほどではないと思っている」と見通しを語った。だが、昨季まで5年連続ゴールデングラブ賞を獲得している遊撃手の離脱に「アイツの代わりはいない。大変痛いです」と最後は頭を抱えた。
今宮に代わって5月24日の西武戦(ヤフオクドーム)でプロ初安打を放ったプロ3年目の川瀬晃(ひかる)内野手が登録された。現在、ウエスタン・リーグで断トツ1位の打率3割4分8厘をマークしている若鷹に再びチャンスが巡ってきた。