DeNA、交流戦ラストスパートへ秘密兵器バリオス投入 2カ月ぶりの1軍登板

 交流戦のラストスパートへ秘密兵器を投入だ。DeNAは11日、横浜スタジアムで投手練習を行い、エディソン・バリオス投手(29)が2軍から合流。13日のロッテ戦(ZOZO)で、約2カ月ぶりの1軍登板を果たす。

 報道陣に囲まれ「ドウシタノ?ビックリシタ」と日本語でおどけた助っ人右腕。1軍練習合流に「調子はいいよ」と笑顔を見せた。

 チームは3連勝中で交流戦も勝率5割。残り試合の戦い方が大事になるが、強風が吹くZOZOマリンでのロッテ3連戦を前に、16年までソフトバンクに在籍し、同球場で登板経験のある右腕にチャンスが巡ってきた。バリオスも「打者一人一人の特徴は頭の中にある」と自信を示した。

 開幕から故障者続出の先発陣を支えたが、外国人枠もあり4月21日のヤクルト戦以降は1軍から遠ざかった。「変化球を生かすため(2軍では)もう一度、直球を中心に投げ込んだ」。パ出身の右腕が4年ぶり交流戦勝ち越しの鍵を握る。

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