巨人3位浮上 今村が673日ぶり白星 ゲレーロが10号2ラン 楽天は交流戦最下位

力投する先発の今村(撮影・出月俊成)
2枚

 「交流戦、巨人3-1楽天」(6日、東京ドーム)

 今季初登板初先発となった巨人の先発左腕、今村信貴投手は6回を4安打無失点に抑え、初勝利。2016年8月2日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、673日ぶりの白星で、チームの連敗を3で止めた。

 楽天打線を相手に、丁寧な投球で無四球で凡打の山を築き、七回からマウンドを2番手の沢村に譲った。お立ち台で今村は「支えてくれた人に感謝したい。今後も自分らしい投球をしていきたい」とファンの声援に応えた。

 沢村、八回はマシソンが無失点。九回はカミネロが1失点で切り抜けた。チームは今季3度目の4連敗を阻止し、試合のなかった阪神を抜いて3位浮上した。

 打線は初回に1死二塁からゲレーロが2年連続の2桁本塁打となる10号本塁打を左翼席へ運んで先制。八回には無死一塁から、陽岱鋼の右中間二塁打で大きな追加点を奪った。

 一方、デビュー戦となった楽天の先発・近藤は五回途中で足をつって降板。4回1/3を6安打2失点だった。ドラ1右腕は初回に先頭の坂本勇に中前打を許し、1死二塁からゲレーロに先制の左越え10号2ランを浴びた。以降は粘りの投球を見せていたが、五回1死二塁、打者亀井に対しカウント2-1の場面で異変が生じ、アクシデントで無念の降板となった。

 打線は九回にウィーラーの中越え適時二塁打で1点を返したがそこまで。交流戦は1勝6敗となり、阪神と並んで最下位となった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス