ソフトバンク止まった 今季ワースト12失点…今宮球団通算8500号も空砲

 「交流戦、ヤクルト12-6ソフトバンク」(5日、神宮球場)

 交流戦で無傷の6連勝だったソフトバンクが止まった。今季ワーストタイの12失点。敵地で投手陣が崩壊し、交流戦の勝率でヤクルトに並ばれた。

 先発摂津が粘れない。初回に先制されると、二回は山田哲に3ラン、三回はバレンティンにソロを浴びて3回5失点で降板。「毎回走者を出してしまい、いいリズムをもってこれなかった。試合がつくれず、チーム、野手に申し訳ない」とがっくり。2番手の岡本も一挙7点を失った。

 打線は2試合ぶりにスタメン復帰した今宮が二回に球団通算8500号となる一時逆転の3号2ラン。四回に市川の移籍後初本塁打、八回には上林が自己最長を更新する4試合連続の7号3ランと、計3本のアーチが飛び出したが序盤の大量失点が重すぎた。

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