ソフトバンク王会長、巨人４番岡本にエール「打てる人は打てるんだよ」
ソフトバンクの王貞治球団会長（７８）が４日、巨人・岡本和真内野手（２１）にエールを送った。都内のホテルで開かれた「第２８回世界少年野球大会・松江大会」（８月１～９日）の記者発表に出席。２日から第８９代４番に座った大砲に話が及ぶと「積み重ねがああいう結果になった」とうなずいた。
ＯＢとして、その動向が気にならないはずはなかった。入団からの３年間、伸び悩んでいた時期を「高校のレベルとは違う投手を相手に苦労していた」と推察。自身と同じ長距離砲の系譜を引く岡本に「打てる人は打てるんだよ。高校時代から飛ばす力はあったからね」と改めて素質の高さを評した。
高卒４年目、２１歳での４番抜てきは９５年の松井秀喜以来。打率・３３０、１０本塁打、３６打点。申し分ない数字を残し、打線の中核を担う。「（高卒１年目から）ストレート（で活躍する）より、経験を積んだ方が将来的にはいいと思う」と王会長。今後のさらなる爆発に太鼓判を押していた。
