ロッテ土肥、プロ初先発で好投も…勝ち投手権利あと1人で降板「チーム勝つことが優先」

 「ロッテ-ソフトバンク」(20日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの2年目左腕・土肥がプロ初先発。4回2/3まで投げ、勝ち投手の権利まで「あと1人」というところで降板したが、好投を見せた。

 3点リードで迎えた五回。一死二、三塁のから柳田に中犠飛を許した。2点差で二死二塁。勝利投手の権利まであと1人だったが、ベンチはデスパイネを迎えて、右の益田にスイッチされた。益田はデスパイネを歩かせたが、グラシアルを遊ゴロに切って落とした。

 新外国人のオルモスが13日の西武戦で2試合連続の1人相撲を取って自滅。即二軍落ちして、巡ってきた先発マウンドだった。

 土肥は「緊張したんですが、開き直って投げることができたと思います。3回を0点で抑えられて、流れはつくれたと思う」と振り返った。勝ち投手の権利を得るまで、あと1人というタイミングで交代を命じられたが、「チームが勝つことが優先なので、あそこで交代するのは仕方がないです。次の課題です」と前向きに語った。

 その言葉通り、外角へのストレートを中心にカーブ、スライダーを丁寧に投げた。視線は常に低めにあった。

 一回の無死一、二塁を切り抜けて、初失点は四回に上林に浴びた右適時打だった。

 土肥は昨季、中継ぎで18試合に登板し0勝0敗、防御率9・31。

 今季はイースタン6試合で0勝0敗、防御率2・40の成績を残していた。

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