中日・松坂 2勝目へ四回まで無失点 打っても移籍後初安打

力投する中日・松坂大輔=ナゴヤドーム(撮影・高部洋祐)
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 「中日-阪神」(20日、ナゴヤドーム)

 中日・松坂大輔投手が、2勝目を目指して今季5度目の先発マウンドに上がった。

 三回は、1死から長坂にプロ初安打となる左中間二塁打を打たれると、続く才木に対してスライダーがすっぽ抜け死球。1死一、二塁のピンチを招いた。だが、植田を空振り三振。さらに糸原は追い込んでからファウルで3球粘られたが、最後は8球目で空振り三振に仕留め、我慢比べを制した。

 前回13日の巨人戦では右ふくらはぎの張りで、三回途中4失点で降板。3敗目を喫した。その影響も懸念されたが、出場選手登録を外れることなく中6日で登板。本拠地の大歓声を受けて、阪神打線に立ち向かった。

 初回、二回はいずれも三者凡退と上々の内容。二回までに4点の援護も受け、4月30日のDeNA戦以来となる白星に期待が膨らんでいる。

 打撃も注目される松坂は二回、1死無走者で迎えた第1打席でフルカウントから右飛。移籍後初安打はお預けとなったが、大飛球にファンから歓声が沸き起こった。

 待望の初安打は4点リードの四回、無死。才木の直球を振り抜き、痛烈な左前打。移籍後8打席目での初安打となった。続く京田の右越え二塁打で、軽快に三塁まで進んだ。

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