日本ハム・ドラ1清宮、デビュー6試合連続安打 祖母の前で原辰徳らと並んだ!

 「オリックス8-4日本ハム」(8日、京セラドーム大阪)

 思い出深い関西の地でまた一段プロの階段を上った。「5番・指名打者」で出場した日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(早実)が第3打席で右前打を放ち、デビュー戦からの連続試合安打を「6」に更新。敗戦に沈む試合後、黄金ルーキーは成長へのヒントを全身に感じていた。

 「2ストライクと追い込まれていましたけど、今までより冷静になれたというか…。変化球を待って打つことができたと思います」

 六回1死。2打席目までの凡退を生かし、アルバースの変化球を一、二塁間にはじき返した。「今までの経験を生かせたヒットだったと思います」。これで原辰徳(巨人)ら大卒3選手が持つ6試合連続安打に並んだ。

 また、八回の守備から「早実の練習試合」以来という左翼に就いた。守備機会はなかったが「試合中に『頭に入れといて』という感じで。いい緊張感の中でできました」と充実の表情。栗山監督は「全て幅が広がると思ってやっています」と起用の意図を説明した。

 この日は、大阪市内に住む父方の祖母も観戦に訪れていたという。幼い頃から関西に来れば昨年末に亡くなった祖父と一緒に遊び回っていたそうで、「いろいろ連れて行ってもらいましたね。海遊館にも」と清宮。無限大の可能性を秘める18歳が、浪速のど真ん中で新境地を見つけた。

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