巨人菅野 初完投星「開幕戦で散々やられた」虎にリベンジ成功

 「阪神2-8巨人」(20日、甲子園球場)

 巨人・菅野智之投手が、初完投で2勝目を飾った。

 初回、二回は三者凡退で盤石の滑り出し。三回、先頭大山に安打を許したが、慌てず後続を仕留めて無失点。六、八回にいずれも高山に適時打を浴びたが、味方の大量援護にも守られ、危なげなく白星を手にした。

 与えた四死球はなく、113球の力投。笑顔は控えめに、「味方がたくさん点を取ってくれて余裕を持って投げられた。これだけ点数を取ってもらったんで。(投球内容は)まずまずだったなと」と振り返った。

 阪神とは開幕戦で戦い、7回5失点で黒星。苦手にする福留に、先制アーチを含む3安打と打ち込まれた。この日はクリーンアップに安打を許さず、福留も2打数無安打。五回には見逃し三振も奪い、「開幕戦で散々やられた。特に福留さんには野球人生で一番と言っていいくらい打たれた。(今日は)キャッチヤーの小林とうまく攻められた」と納得の表情を浮かべた。

 自身2連敗の後、2連勝。しっかり立て直し、「(前回登板)勝つことで知った喜びがありました。その勢いのまま今日投げられた」とうなずいた。

 開幕直後はG党に不安を与えたが、あっという間に復調。「次も最後まで投げる、毎回そういう気持ちでマウンドに上がりたい」。歓声に応える姿が頼もしかった。

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