ヤクルト・畠山が代打で意地の1号2ラン 今季初安打「とにかく1本出てうれしい」

 「ヤクルト4-5広島」(5日、神宮球場)

 ヤクルト・畠山和洋内野手が今季初安打初打点となる1号2ランを放ち、意地を見せた。九回2死一塁から代打で登場。中崎の133キロのスライダーを捉え、豪快に左越えに運んだ。

 3月16日の広島とのオープン戦で下半身のコンディション不良を訴えて、一時別メニュー調整に。開幕1軍入りは果たしたものの、代打での出場が続いていた。

 「久しく代打をしてこなかったので、この数試合は難しさを感じていた。準備もそうだけど、1打席、1球で勝負をしないといけないので」。この日も早出でロングティーを行うなど、不慣れな役割に苦闘。今季4打席目で響かせた快音に「とにかく1本出たのでうれしい」と少しだけ頬を緩めた。小川監督も「気分も変わったんじゃないか。やっとこれで次に向かえるのでは」と期待を込めた。

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