ロッテ・涌井が5回2/3を4安打2失点 今季初勝利の権利持って降板

 オリックス戦に先発したロッテ・涌井=京セラドーム
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 「オリックス-ロッテ」(5日・京セラドーム大阪)

 ロッテの先発・涌井が中堅方向を見つめた。五回2死から若月、宗の連打と大城への死球で満塁。ここで吉田正へ3-2からの148キロストレートを中前にはじき返された。2点打となる。

 なお一、三塁。ロメロが打席に立っていたが、三走・大城が本盗を試みたが、アウトとなった。

 ロッテは三回に加藤の左犠飛で1点を先制。さらに四回、オリックスの先発ディクソンを一気に攻略した。

 先頭の中村が内野安打で出塁し、井上が中前に運んで一、三塁となった。井上、ここ2試合、7打数無安打だったが、やっと1本が出た。

 続く鈴木が右へ適時打を放って中村を本塁へ迎え入れた。

 3連打はすべて140キロ台前半のストレートだった。ディクソンには16、17年の2年間で2勝4敗と負け越している。「傾向と対策」が功を奏した。

 さらに局面は二死二、三塁と動き、田村が初球のナックルカーブを右中間2点三塁打した。この回、4点。

 「ヒットが出たことはうれしいが、いまは試合に集中して最後まで気を引き締めてやっていきたい」と鈴木。31日の楽天戦以来の安打だった。

 田村は「逆方向を意識した結果、長打になってくれた」と振り返った。

 この日の先発は中5日で涌井。開幕投手を務めたが、中6日でいくと6日は日本ハム戦。舞台は東京ドームで昨季0勝1敗だ。

 5月12日の日本ハム戦だったが、リーグワースト記録となる1試合6被弾している。

 相性も考慮されたようで、井口監督は「早い回に点を取ってやりたい」と語っていた。描いた通りの展開となったが、涌井は六回にロメロへの死球から2死一、三塁としてマウンドを降りた。

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