中日・松坂 三回に不運が重なり勝ち越し点を献上 4209日ぶり先発
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「中日-巨人」(5日、ナゴヤドーム)
中日・松坂大輔投手(37)が移籍後初登板初先発を果たした。日本での先発は、2006年9月26日のロッテ戦以来、4209日ぶりとなった。
2006年9月19日のソフトバンク戦以来、4216日ぶりとなる白星を目指し、マウンドに上がった松坂。1-1の三回に不運が重なり、勝ち越し点を許した。
この回先頭の吉川尚は詰まらせながらもショート後方へ運ばれる二塁打。続く坂本も泳がせながらも、右翼線に落ちるポテンヒットを許した。さらに4番・ゲレーロに四球を与え、無死満塁と絶対絶命のピンチを迎えた。
しかし、この場面でマギーを遊ゴロ併殺打に。三塁走者がかえり1点こそ許したものの、傷口を広げなかった。しかし、続く2死三塁で、岡本をショート正面への平凡なゴロに打ち取り、3アウトかと思われたが、ショートの京田が一塁でまさかの悪送球。これで3点目を失った。
松坂は初回、ゲレーロに先制の適時打を献上。続く二回も得点圏に走者を背負いながらも失点は防いだ。