大阪桐蔭・根尾が2年連続春胴上げ投手 「最後まで粘れた」

優勝し、握手を交わす(左から)大阪桐蔭・根尾、大阪桐蔭・中川=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「選抜高校野球・決勝、大阪桐蔭5-2智弁和歌山」(4日、甲子園球場)

 大阪桐蔭(大阪)が逆転で智弁和歌山(和歌山)を下し、史上3校目のセンバツ連覇を果たした。

 2-2の七回、1死二塁で1番・宮崎仁斗外野手(3年)が中前適時打を放ち勝ち越した。さらに八回、無死二塁で藤原恭大外野手(3年)、根尾昂投手(3年)の連打で2点を加えた。根尾は投げても6安打2失点で完投した。

 昨春に続き2年連続胴上げ投手となった根尾は「柿木が(後ろに)控えていてくれたので、最初から飛ばすことができた。同点にしてくれて、何とか最後まで粘れた」と振り返った。優勝投手となり「素晴らしいところで投げさせていただいて、貴重な経験。次の試合にも生かしたい」と力を込めた。

 主将の中川卓也内野手(3年)は「連覇するという強い気持ちを持って、根尾がしっかり投げてくれた。攻撃がなかなかうまくいかなかったが、部員41人全員でもぎ取った」と声を弾ませた。昨夏、春夏連覇を逃した悔しさをリベンジし「先輩のためにと言うのがあったので、さっきアルプスのあいさつで先輩が見えたのでうれしい」と話した。

 最後にあいさつを求められ「優勝することができました。これは(部員)41人だけの力ではありません。吹奏楽、チアリーダー、多くの方が支えてくださったおかげ。また夏にここに戻って来られるように頑張ります」と力強く宣言した。

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