ヤクルト・青木宣親外野手（３６）が２９日、横浜スタジアムでのナイター練習に参加し、７年ぶりの日本での開幕戦へ気合をみなぎらせた。「開幕ということで気持ちも入る。いい練習ができました」と表情を引き締めた。

　昨年までとはやはり気持ちは違う。「日本に復帰しての１試合目だから。久しぶりの日本のオープニングゲームを楽しみたい」と素直な胸の内を明かした。練習前には改修されたハマスタのベンチに足を踏み入れ「広くなったね。いいな」と変化を実感した。

　小川監督は４番での起用を明言。「つなぎの４番という捉え方。３番で切れた時に１番の役割もあるし、ポイントゲッターとしても機能してほしい」と意図を説明した。

　メジャー時代の１３年には、開幕戦アーチも放っている。「毎年毎年、しっかりした結果を残していくというスタンスは変わらない」と日本復帰のシーズンを見据えた。最下位からの再起、優勝へ導くシーズンがいよいよ始まる。