巨人・菅野、異例の“仮想虎狩り” 全球種交え54球をマウンドで本格投球

 巨人・菅野智之投手(28)が28日、東京ドームのマウンドで“仮想虎狩り”を敢行した。30日・阪神戦で開幕投手を務める右腕は「いい時間になりました」と納得の笑みを浮かべた。

 珍しい光景だった。遠投を終えた菅野が向かった先はブルペンではなく、グラウンドのマウンドだった。首脳陣がセッティングした本番と同じ本拠地の舞台。そこで新球のシンカーなど全球種を交え、54球の本格投球。左右の打席に人を立たせ、内角直球でグイグイ攻めた。

 虎打線を「左(打者)が多くなるのは間違いない」と想定し、糸井、福留らをイメージしたもようだ。「ストレート中心に攻めていくことは間違いない。ストレートを待っている相手でもファウル、空振り、打ち取れるように。しっかり調整をやっていこうと思います」と確かな自信を示した。

 上原も復帰し、中継ぎ陣が強力になったが「僕が最後まで投げればいい」と自覚も見せた菅野。絶対エースが完投も視野に直球勝負を挑み、猛虎を圧倒する。

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