明秀学園日立 12安打10点大勝 3回戦で春連覇狙う大阪桐蔭と対戦

 「選抜高校野球・2回戦、明秀学園日立10-1高知」(27日、甲子園球場)

 2回戦3試合が行われ、初出場の明秀学園日立は高知に大勝した。主将の増田陸内野手(3年)が、先制点につながる二塁打など2安打1打点で勝利に貢献。3回戦は優勝候補の一角である大阪桐蔭に挑む。国学院栃木は元4番・島田侑希内野手(3年)が決勝弾を放ち18年ぶり3回戦進出を決めた。

 切り込み隊長が文字通りの働きを見せた。初回、増田が放った打球は左翼フェンスを直撃。豪快な二塁打で「勢いに乗った」と言うように、初回の3得点を皮切りに打線は12安打10得点。自身も八回にダメ押しの中前適時打を放ち「いい勝ち方ができた」と胸を張った。

 気迫を前面に押し出してナインを引っ張る。鼻息がさらに荒くなったのは組み合わせ抽選会。3回戦まで勝ち進めば、優勝候補の大阪桐蔭と対戦することが決まってからだ。相手の主将、中川卓也内野手(3年)とは中学時代に大阪福島シニアで二遊間を組んだ仲間。「中川のおかげで成長できた」と増田にとっては特別な存在だ。

 中学時代はチームメートに中川と今秋のドラフト候補、早実・野村大樹捕手(3年)らがおり、自身は目立たない存在だった。しかし、中川を見て「すごく力の差があって焦った。このままじゃダメだと思った」と痛感。練習への取り組み方を変え、地元を離れてプロ注目選手に成長した。主将としてライバルと再会し、大会前のキャプテントークで「試合ができたらいいな」と話し込んだ。

 瀬戸内との初戦では3安打しながら、2度の暴走で金沢成奉監督(51)から大目玉を食らった。「イノシシのよう」と指揮官から言われる主将だが、この日は「暴走しない。暴走しない」と自分に言い聞かせた。

 大一番は31日。「本当にうれしい。オレも強くなったぞと見せたい。攻めて攻めて攻めまくって勝ちたい」。出まくるアドレナリンを、もう抑えられない。

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