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中央学院の二刀流・大谷まさかサヨナラ被弾 腕振り切れず8回2/3を7失点

 「選抜高校野球・2回戦、明徳義塾7-5中央学院」(25日、甲子園球場)

 中央学院(千葉)の二刀流・大谷拓海投手(3年)はサヨナラ被弾で初戦敗退となった。

 1球の怖さを思い知った。大谷が勝利目前から暗転した。5-4の九回。2死から安打と死球で一、二塁のピンチを招くと、明徳義塾の4番・谷合を迎えた。

 1-1からの3球目、外角低めを狙った直球がシュート回転して甘く入った。「最後の1球で自分たちの校歌が相手の校歌になってしまった」。人生初のサヨナラ被弾。大谷はバックスクリーンに消えていく打球を追った後、肩を落として悔しさをにじませた。

 8回2/3、10安打7失点。初回は先頭に四球を許し、連打を浴びて3失点。四球を嫌がり「置きにいってしまった」。腕が振れず、本来の力強さは鳴りを潜めた。

 打撃ではシダックス時代に野村克也氏(82)のもとでプレーした相馬幸樹監督(38)の奇策で1番に座った。起用に応えて聖地初打席初安打。二刀流としての意地は見せた。

 明徳義塾には昨秋の神宮大会に続いての敗戦という苦い結果も、評価は揺るがない。阪神・平塚スカウトは「(投手として)全般的に整っている」と実力を認める。

 相手の校歌を聞きながら涙を流した右腕。「夏は腕を振って勝負したい」。次こそ全力で甲子園を沸かせる。

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