楽天・則本、粘った!「バランス悪かった」も気迫の6回7K無失点

 「オープン戦、巨人1-5楽天」(23日、東京ドーム)

 しびれる場面を切り抜け、開幕前最終調整のマウンドを終えた。楽天・則本は6回を5安打無失点、7三振を奪った。3月30日のロッテ戦(ZOZO)で自身5度目の開幕投手を務める右腕は貫禄でねじ伏せ、本塁を踏ませなかった。

 六回だった。1死から坂本勇に左中間二塁打を浴び、なおもゲレーロ、マギーに連続四球で満塁。続く岡本にも3ボールであわや押し出しのピンチを迎えたが、そこからが則本の真骨頂だった。粘られながらも8球目に投じたフォークで空を切らせ、この日7個目の奪三振。最後は長野を151キロ直球で一ゴロに詰まらせた。

 「きょうはバランスが悪かった。フォーム的なところで」。エースは浮かない表情だったが、梨田監督は「反省点はいくつかあったけど、無失点でしのいだのは良かったね」とうなずいた。5度目の大役まで、あと1週間。則本は「課題をつぶして、自分のパフォーマンスができるようにしたい」と自らに言い聞かせた。

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