日大三・前田幸長Jr.聖矢が練習「ここで打つ」
2年連続20回目のセンバツ出場となる日大三(東京)が19日、甲子園練習に臨み、巨人などで活躍した前田幸長氏(47)を父に持つ聖矢外野手(2年)が、聖地のグラウンドで汗を流した。
父がスタンドで見守る中、守備や打撃練習などをこなした。前田ジュニアは好投手の速球に対応すべく「一発で仕留められるように」と打撃フォームを微修正。下級生ながら、持ち味の打撃で外野のレギュラー争いに参戦している。
息子の姿に前田氏は「喜びと緊張が入り交じっているような感じでしたね」とほほえんだ。「ここでプレーするだけでも親孝行ですけど、試合で打つというのが一番」と前田ジュニア。88年夏に福岡第一のエースとして準優勝した父に負けない活躍を届けてみせる。