プロ注目右腕、松山聖陵・土居が甲子園のマウンドで投球練習
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第90回選抜高校野球大会(23日から13日間、甲子園球場)の甲子園練習第2日が19日、同球場で行われ、初出場の松山聖陵(愛媛)が登場。身長190センチのプロ注目右腕・土居豪人投手(3年)が、憧れのマウンドから投球練習を行った。
土居は直球だけを5球、感触を確かめるようにゆったりとしたフォームで投げて「緊張した。思ったより近く感じて、投げやすかった」と笑顔で振り返った。
長身から投げ下ろす直球は最速144キロ。カーブ、チェンジアップ、フォークなど変化球の落差も大きく、その投球スタイルは16年ドラフト5位で広島入りした先輩右腕・アドゥワ誠投手とも比較される。
冬場は制球力向上をテーマに体力強化やフォーム固めに励んだ。チームの甲子園初勝利を目指す近江(滋賀)との初戦(第6日第3試合)に向け、「自分のピッチングをしたい」と力を込めた。