西武・松井、復帰後ホーム“初安打” 大歓声に応えた
「オープン戦、西武4-1日本ハム」(18日、メットライフドーム)
大歓声に快音で応えた。六回1死。西武・松井は代わったばかりの西村の145キロ真っすぐを捉え、右翼線への二塁打を放った。「早いカウントから振っていこうと思っていた」。2球目のファーストストライクを見逃さず西武復帰後ホームでの“初安打”をマークした。
試合前のスタメン発表で「9番左翼」とコールされると、球場がどよめいた。「大きな歓声をいただけてうれしい。西武のユニホームを着て、見る球場の景色はビジターで来るのとは違った」。2003年以来、15年ぶりに復帰した古巣の本拠地で、待ちに待った背番号7の勇姿だった。
外野は中堅秋山が不動で、右翼は外崎が有力。松井は残る左翼のポジションを金子侑や栗山らと争う。「開幕に向けてチャンスをいただけたら、積極的にやっていきたい」。抜群の存在感と勝負強い打撃は、ファンの前できっちり証明した。