巨人・田口死角なし7回4安打1失点 由伸監督「全てが良かった」
「オープン戦、西武1-2巨人」(17日、メットライフドーム)
開幕カード阪神戦先発へ死角なしだ。巨人・田口麗斗投手(22)が7回を110球投げ、4安打1失点。「緊張感もありながら投げられた。1失点はよかった」と結果に納得の表情を浮かべた。
公式戦同様の投球で西武打線を抑えた。二回、味方の失策で走者を許したが、続くメヒアには内角直球を2球続け、力のない二飛に抑えた。「左投手のクロスボールは武器になる」とニヤリ。シーズン本番でも懐を突く覚悟。シーズンを想定しオープン戦で初バッテリーの大城との息もピッタリ。四回まで無安打投球を続けた。
10日のオリックス戦5回1失点に続き、2試合連続好投。万全に仕上げていく左腕に高橋監督は「きっちり投げていた。全てがよかった」と信頼を寄せた。
シーズン初登板は阪神との開幕2戦目が有力視される。「どのチームに投げるか知らないが、どのチームが相手でも自分の投球ができれば」と自信を深める左腕が虎打線の脅威になる。