侍・稲葉監督 星野仙一氏の献花台を訪問「いい報告ができるように」
「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018 日本-オーストラリア」(3日、ナゴヤドーム)
野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督が、オーストラリア代表戦前に、ナゴヤドームのゲート付近に設置された1月に死去した恩師・星野仙一氏をしのぶ献花台を訪問した。
指揮官は神妙な面持ちで花を手向けた。08年北京五輪で指揮を執った星野氏とは、監督と選手の間柄だった。2日に稲葉監督は「(北京五輪で)メダルを獲れなくて、星野監督を男にできなかった悔しさは今でも残っております」と沈痛な表情を浮かべて語った。そして今回の強化試合初戦に向けて「いいスタートを切れるように、いい報告ができるようにしっかり戦っていきたい」と決意を新たにしていた。
この日、ナゴヤドームでの中日-楽天のオープン戦が、星野仙一氏の追悼試合として開催され、その試合後に同ドームで日本代表対オーストラリア代表戦が行われる。