オリックス・吉田正、ヘルニアは「不安ない」 スロー調整も…25日に初実戦
「オリックス春季キャンプ」(23日、清武)
2軍調整中だったオリックス・吉田正尚外野手(24)が、24日から1軍キャンプに合流する。ここまでは昨年11月に受けた腰椎椎間板ヘルニア摘出術の影響を考慮され、じっくりと練習を重ねてきた。
「やれることはしっかりやってこられた。不安はないです」。真っ黒に日焼けした顔からは自信がのぞいた。
25日には初実戦となる紅白戦の出場も予定されている。すでにフリー打撃などで快音を連発しており、いつ1軍に昇格してもおかしくない状況だったが、福良監督の「無理をさせたくない」という親心から、ギリギリまで昇格を見合わせてきた。ここからは一気に仕上げていく。「実戦で出た課題をこなしていくだけです。悔いのない1日を過ごしたい。オフから積み上げてきたものを出せるように。それでやってダメなら仕方ないくらいの気持ちです」。過去2年合計で127試合に出場し、打率・301、22本塁打、72打点。今季こそフル出場で、真価を発揮する。