オリックスあわや総入れ替え…1軍薄氷勝利に福良監督も苦笑 若手躍動で収穫もアリ

 「オリックス紅白戦、白組3-2紅組」(15日、SOKKENスタジアム)

 オリックスは15日、1軍対2軍の紅白戦を行った。1軍が負ければ首脳陣も含めて総入れ替えの条件のもと、戦いは白熱。1軍は1点リードの九回2死一、二塁の絶体絶命のピンチを迎えたが、山本が150キロ直球で張奕を見逃し三振に仕留めなんとか逃げ切った。

 福良監督は「(負ければ)総取っ換え。クビやったからね。明日から(2軍の)寒いところへ行かなアカンかったら」と苦笑いで振り返った。収穫もあった。「根本もいい本塁打だった。高校生もみんな落ち着いてプレーしていた」と1軍に立ち向かった若手の躍動ぶりに目を細めた。

 2年目の根本が右翼へ豪快な一発を放てば、育成・榊原はMAX147キロを武器に2回無失点。守りでは七回に育成ドラフト1位捕手の稲富(三田松聖)が2回連続で盗塁を刺し強肩をアピールした。

 発案者の田口2軍監督は「それぞれいいものを出せた。1人でも2人でも福良監督に面白いと思ってもらえれば」。異例の紅白戦がチーム内の競争心をあおったことは間違いなく、試みは大成功に終わった。

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