ロッテ・ドラ4菅野さすが二塁打 シートで“ミスターダブル”片りん
「ロッテ春季キャンプ」(3日、石垣島)
ロッテのドラフト4位・菅野剛士外野手(24)=日立製作所=が3日、シート打撃で“ミスターダブル”の片りんを見せつけた。
打球は右中間を割った。余裕の二塁打となったが、三塁も狙えた。「反省です」と振り返ったが、明大時代に東京六大学リーグ記録となる通算28本の二塁打をマーク。早くも持ち味を発揮している打撃は連日、注目の的だ。
この日は13年のセーブ王・益田の高めの真っすぐを二塁打にし、西野からも右前打。前日2日は有吉から一塁線を突破する二塁打を放っている。
「自分のスイングでプロの投手にどんな反応をするか、試したかった。振りの強さが長所です。そこは変えずにいきます」。身長171センチとプロとしては小柄だが、武器となり得るパンチ力を秘めている。