西武の辻発彦監督は22日、昨季、最多勝と最優秀防御率を獲得した菊池雄星投手に、3年連続で開幕投手を任せることを明らかにした。埼玉県鶴ケ島市で行われたトークショー後に取材に応じ「誰が見ても雄星だと思っているでしょう。当たり前」と話した。
菊池は昨季、16勝6敗、防御率1・97をマークし、プロ8年目で初めてタイトルを手にした。3月30日の開幕戦では、昨季5位の日本ハムと対戦する。注目のドラフト1位新人、清宮幸太郎内野手(東京・早実高)と対戦する可能性もあるが、辻監督は「左対左で、いきなりあのスライダーは見えないと思う」とエースに信頼を寄せていた。