王貞治氏、投手・星野仙一を語る 「彼はドンドン攻めてきた」

 プロ野球・ソフトバンクの王貞治球団会長が7日、TBS系「サンデーモーニング新春スペシャル」のスポーツコーナーにゲスト出演し、4日に亡くなった楽天の星野仙一球団副会長をしのんだ。

 王会長と長嶋茂雄氏、そして巨人をライバル視し続けた投手としての星野氏を、「打てるものなら打ってみろという感じで。投手は先手ですから攻めなきゃいけないんですけど、みんなかわそうとするケースが多い。彼はドンドン攻めてきました。よーしと思って闘志がわく投手でしたね」と評した。

 内角にも「平気で放ってきます」と振り返り、「怖いと思ったらできない世界ですから。でも彼はスライダーもすごく良かったですし、フォークもいいフォークでしたね。変化の大きい」と語った。

 ただ、昨年11月の殿堂入りパーティーから、あまりに早い悲報とあって、「殿堂入りのパーティーの時は元気そうで、まさかこんな早くこんな日を迎えるとは思わなかったですね」と吐露した。

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